釣る前の準備をしよう
アユの友釣りには生きた鮎、つまりおとりとなる鮎が必要です。なのでまずはおとり店でのアユの購入と言うことになります。この時、合わせて漁業券の購入も必要です。年券もあれば1日券もあります。漁業組合によって形は違うかと思いますが年券の場合、写真が必要となる場合があるので前もって釣具店かおとり店で作成してもらいましょう。
漁業券も河川組合によって料金が様々です。板取川上流組合と長良川中央などで若干の違いがあります。
おとりの購入
写真は板取川上流漁業組合のすぐそばにあるおとり店です。ここでは天然のおとりも入っている場合があります。
オトリ店でのオトリは養殖がほとんど。おとり店の人が何匹かを網ですくい大きなたらいに入れてくれます。その中から元気が良いものを選びます。
選んだら、素手でおとり缶に入れる・・・のはやめておとり店に小さなタモがあればそのタモですくっておとり缶に入れます。
もし、素手でおとりを掴む時には、しばらく手を冷やしてからにしましょう。鮎は人の手の体温からするとかなりの熱さを感じ取ります。鮎からすればヤケドをすると言われる人がいます。
3匹1,000円の場所もあれば4匹1,000円(今はもうないかな?)のところもあります。2匹なら500円かと言うと・・・。
天然のおとりも取り扱っている。背がかりのものを選ぶとよいが腹かかりのものはすぐに弱ってしまう。天然おとりは弱りが早い場合があるので早めに野鮎を掛けるのが大事です。
川に着いたら
おとりカンを沈める
はやる心を抑えてまず、おとりを川になじませる。川の水温になじませるということです
おとりカンを川に沈める。この時、水の流れが急だと缶が流されてしまうので注意。またおとり缶が水面に近いと真夏なんかは水温が上がってしまうのである程度沈む感じで流れもあるとよい。
今時、こんなおとりカンを使ってる人はいないと思います。
所々さびています。そろそろ新しいおとり缶がほしいところですね。
おとり缶は、適度な流れの中に水温が上がりすぎない深さに沈めるとよい。重石を一つのせておく。
おとり缶が流されたことがある・・・。
川をよく見る
おとりを沈めてしばしの間、川をよく見てどこから釣るかを決めておく。偏光グラスで水中をじっくりと見ていると鮎が一か所ではんでいるのを見かけたらしめたもの。仕掛けを準備するまでの間におとりを川の水温に慣らせそこから釣ることにする。


